【算命学】政治家S様の結果

S様について、どなたか、解りますでしょうか?ヒント→東北と縁のある方でございます。


戌亥天中殺、宿命天中殺の生月天中殺あり。





★戌亥天中殺について★


自分の心の支えと意味する中央の空間が存在しない天中殺でございます。


家系の流れを受け止められない、はみ出し運。家柄や祖先からの恩恵が無となり、祖先からの恩恵が少なくなり、生家の色に馴染まないなどの質を持つ運命を所有しております。


その為、一族の中では変り種と見られ、家系の恩恵を頼らず自分一代で新しい世界、財産を築いていく運命を持っております。


家系の流れからはみ出す環境を作り、人生を歩んだりすれば自分が所有するエネルギーを完全燃焼させる事が可能となります。その為には、自分の質と家系の流れの力関係が重要でございます。


家系や家柄などに沿って縛られたりすると、自分の運命は大きく崩される人生を歩む事になります。


現実的にも精神的にも、生まれ育った環境が問題で、自分の心というものを所有していない為、自ら家を離れることが出来ない傾向でございます。


逆に、他人の力を大いに借用できる利点を持っているともいえます。


現実に流されると超現実的の中に生きることとなり、精神性を押し流されると現実的な処世術が全く整わない人間性を作り出す為、どちらか一方に片寄ることとなります。


外側から見て解りにくいので、穏やかな印象に見えても内面的には、とても複雑で、その外側と内側のギャップに驚かれる事もございます。


『無から有を生み出す』運命でございます。


行動する前に頭で思索する傾向。外面的なことよりも内面的な『精神世界』に重点を置きます。現実から逃げやすい傾向でございます。


物事を精神から追求していけば尊敬される『カリスマの星』なので、社交性もあるが孤独な面も強い傾向にあります。


若い時期は周囲の評価が得られず、苦労の多い人生を歩みますが、40代・50代・60代と着実に運気は上昇していきます。





★宿命天中殺と生月天中殺について★


【宿命天中殺】 

宿命天中殺を持っている人は、苦労を多く経験することとなります。


自分自身に正直で、ありのままの自分を尊重して生きようと致します。それが時に、純粋さや素朴さとなって人の目に映ります。


皆が感じていない違和感を感じたり、家族間で理解し合えなかったり、思うように助け合えないなどの『孤独を感じながら生きる』ことになります。


しかし、その苦労を乗り越えるだけの大きなエネルギーを与えられております。



【生月天中殺】

家系を離れる必要がある宿命でございます。組織を破壊するような場合は、向いております。





★異常干支の戊子★


【異常干支】 

鋭い感覚・霊感・先見の明など普通の人間にはない才能がございます。天才的。男性の場合は陰湿で暗い雰囲気の人が多めでございます。


【暗号異常干支の戊子】

気が変わり、勝手な性格が出やすい傾向でございます。平均的な家庭では、礼儀に欠け、無節操になりやすいです。逆境の中で育つことで、礼儀正しく正常になります。





★人体図からの詳しい結果★


【頭=目上運=司禄星】


(堅実、着実、真面目、用心深さ、蓄積、家庭。銀行家、資産家の星)


親、上司となる人は、真面目で着実な人でございます。どちらかというと同僚や仲間よりも家庭を大切に考える、良き親、良き上司でございます。


考え方は保守的ですが、かといって、さほど頑固でもなく、穏やかなタイプでございます。


目上の人からの締め付けが結構、厳しくなります。親、上司から見ると、S様の意見が、あたかも机上の空論のように見えてしまうからでございます。



【胸=性格=玉堂星】


(古典、伝統、格式、保守、品の良さ、知恵。学者、理論家、芸術家の星)


実に生真面目、人から話を聞くとキチンと整理し、ひとつひとつ確認をとるようなところがございます。あくまでも理詰めで物事を考える理論家肌。感性だけで物事を考える人とは違います。


目下よりも目上との交流が多く、年配者から多くを学ぶことが上手でございます。学生時代はスピードが遅く、不器用な面がございますが、社会に出てから徐々に頭角を現します。


この星が胸にある人は、昔から美男美女だといわれておりますが、それは理性と品格が備わっているので、人間として魅力があるのでしょう。


ただ、時として批判力が鋭くなります。親しき仲にも礼儀あり、たとえ親子であっても、どこかに一線が引かれるべきでございます。


しかし、この星は、土足で人の心に入りこむところがあり、厳しく批判をしてしまいがち。批判しても的が外れていれば笑えますが、あまりに鋭い指摘で、しかも、それが合っているために、批判された側はシュンとなってしまいます。


決して悪気はないのですが、相手の心を必要以上に傷付けてしまいがちなので気を付けること。


伝統的な習い事をすると運気が高まります。


他の星の影響により、バランスのとれた性格となり、知的レベルの高い人が多いです。新たな学びが面倒になり、遊ぶ方に心が向かいます。



【腹=目下運・財運=龍高星】


(企画、開発、改革、智恵、外国、創造力。冒険家、アイデアマンの星)


移動、放浪、変化を意味する星。最高の開運法は、まずは変化。日々同じことをマンネリ的にしていると、全く運気が立ち上がりません。


急激に全てを変えなくても、何か1つでも変えると、それがきっかけで他も変わり、結果的には財運も含めた全ての運が変わってまいります。


また、日常生活を離れ旅に出るのも一案。理想は環境が違う海外旅行ですが、日程的に難しければ、国内旅行でもいいです。


内陸部に住んでいる人は海岸近くに、海岸近くに住んでいる人は山など内陸部に行くべきでございます。


また、それも難しいようであれば、日帰り旅行でも気分転換になります。気分を変えることが開運に繋がり、それが財運を呼び込むきっかけとなるのでございます。


他の星の影響により、師となる人を、1人選ぶことが肝要でございます。



【左手=仕事運=龍高星】


(企画、開発、改革、知恵、外国、創造力。冒険家、アイデアマンの星)


企画、開発、アイデア、冒険、海外を意味いたします。地味な仕事は合いません。組織内なら新たな製品を考える製品企画室、開発部などに適しております。


とにかくアイデアが豊富で、過去のルールなどおかまいなしに大胆に改革を進めていきますが、その結果、結構敵が多いのも特徴でございます。


また、若い時に海外に関心を持ち、場合によっては海外に仕事を求めるようなところがございます。


語学を学び教えるのも適職。じっとしているのが嫌いなので、動いたり移動したりする仕事、旅行会社やガイド、航空会社や船会社、鉄道や自動車などの業界も向いております。医学の分野では、手術する機会が多い外科が適しております。


他の星の影響により、チャレンジ意欲に欠けますが、安定、着実の人生となります。



【右手=結婚運=禄存星】


(愛情、奉仕、親切、魅力、引力、財力。投資家、実業家、介護者の星)


縁の深い結婚相手は、心の温かい人。義理人情に厚くて、人の面倒見がとてもいい人です。


そのため、お金の使い方も気前がよいのですが、困るとまたどこからかお金が集まってくる不思議なタイプの配偶者。


配偶者の言動に振り回されやすくなります。



【左肩=若年期=天胡星】


(霊感、夢、直感力、感性。病人の星)


生まれた頃から、親の運気が低迷し始めていたはず。親の仕事運が下降し始めるばかりではなく、むしろ健康運が下がり傾向に入ります。そのため、育つ過程では必ずしも親の恩恵を十分に受けられません。


また本人も頑健ではなく、小さい時は風邪をひいたり、発熱する回数が多くなります。


この星は、病人の星ですが、病人は体が動けない分、勘が鋭くなります。子供の頃から強い霊感を持つようになります。


しかし、勘が鋭いということは、他人の気を受けやすく、人の気で苦労してしまう危険性がございます。



【左足=中年期=天極星】


(柔軟性、お人好し、宗教、自由。死者の星)


ひとつの落ち込みがございます。仕事が大きく変わる可能性もありますし、家庭が波乱に見舞われる場合もございます。あるいは自分の健康運が大きく下がることもありえます。


それまで何となく渡ってきた人生ですが、中年期に一度自分の人生を見直し、新たなスタートを切る必要がありそうでございます。


しかし、一度落ち込むと、その後は反動で見事に立ち上がります。唯一気を付けるのは人間関係でございます。


もともと、この星にはお人好しの意味がありますが、周囲から利用されたり、騙されたりしがちでございます。それが原因で突然落ち込んだり苦しんだりしますが、この場合も上手に対処すれば、落ち込んだ以上に運気が立ち上がってくる可能性が大でございます。


人生で成功するためには、宗教心を持つことでございます。心の世界や占いの世界との交流を増やし、その中で心に響いた言葉を大切にするところから、人生が変わってきます。


できれば日課として神棚に祝詞をあげるか、仏壇に御経をあげるなど、してみて下さい。


世の中が、今のように乱れている時、この星の持つ力が、その人の属する組織や世の中を根底から開運していくようになります。



【右足=晩年期=天堂星】


(理性、知性、老成、自制心、慎重さ。老人の星)


理想的な晩年となります。もともと老人の星。その星が晩年にくるからでございます。


皆に好かれ、囲まれた老後を迎えられる幸せなお年寄りとなります。


人生後半の過ごし方は、さほど心配がいりません。ただ、あえて注意点をいえば、足腰が弱りがちなこと。散歩をしたり、少しでも自分の筋肉を使うよう心掛けて下さい。





★さいごに★


前の総理大臣A様のように『政治家の星』はないものの、昔の総理大臣K氏と似た宿命をお持ちのようです。


そのため、もしかしたら、少し面白くなるかもしれません。


『組織を破壊する場合に向く』+『勘が鋭い』+『知的レベルが高くアイデアマン』+『属する組織や世の中を根底から開運していく』からでございます。


ただ、現在は晩年期...お年寄りらしく生きる頃でございます。


現在の状況が、本人にとって理想的な晩年なのであれば、それでいいのでしょうけれども...長年の夢が晩年期に叶ったので、理想的な晩年なのかもしれませんね。ご自分で解っており、キチンと散歩もされているようですし。


大変な時ではございますが、世の中が良い流れになることを、期待しております。