★はじめに★
私イチ押しの良書となりましたので、ご紹介させて頂きます。
★著者★
久恒 辰博氏。
東京大学大学院新領域創成科学研究科先端生命科学専攻准教授。 94年~96年にかけて、米国国立衛生研究所(NIH)で、神経再生に関する研究に携われた方で、帰国後99年より神経科学・脳科学の研究や大学院生の教育に従事。
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★目次★
まえがき
【PART1 自己ベストが出せないときの20の壁】
動機づけができなくて先へ進めない
1.やる気が出ない壁
2.自分が好きになれない壁
3.自信がない壁
4.一人では不安な壁
やる気はあるのに作業モードに入れない
5.脳が過密状態になる壁
6.気になることが頭から離れない壁
{脳のはなし①海馬は記憶と忘却のコントローラー}
7.気持ちが乗らない壁
8.判断に迷う壁
{脳のはなし➁迷ったら直感を信じよう}
作業にとりかかったはよいが時間管理ができない
9.イライラの壁
10.締め切りを守れない壁
11.小さなことにとらわれる壁
12.ふんぎれない壁
柔軟性・創造性が足りなくて行き詰まる
13.自ら限界をつくる壁
14.過去から抜け出せない壁
15.ステキな未来をイメージできない壁
16.画一的なイメージに惑わされる壁
自分はがんばっているのに周りの人と協力できない
17.自分だけ偉い壁
18.自分の意見を押し付ける壁
19.聞く耳を持てない壁
20.勝負にこだわる壁
【PART2 自己ベストを100%出す28の方法】
問題が積み重なって何から手をつければよいかわからないとき
1.行動の邪魔をしている問題を忘れよう
2.気になることを一枚の紙に書き出す
{脳のはなし③脳は色や図形があったほうがよく覚える}
3.問題を大きさと難易度で整理する
4.問題の位置づけでスケジュールを組む
5.中程度の問題は時間配分で優先度を決める
6.問題のやり過ごし方を学ぶ
7.自分の集中力のバイオリズムに合わせる
脳の活力を高めてここ一番で力を発揮するには
8.日常から脱出して一人になって考える
9.なりたい自分のイメージを持つ
{脳のはなし④右脳と左脳は二人三脚の間柄}
10.自分を思い切って表現する場をつくる
11.褒めてもらうことが脳の栄養補給になる
12.睡眠で脳をリセットする
13.運動で脳の働きを高める
14.海馬を育てる栄養を取る
右脳を鍛えてブレークスルー力を高める
15.人を変えるより自分が変わる
16.新しい流れをキャッチする
{脳のはなし⑤コンテクスト・メモリーには海馬が関係している}
17.アイデアは消えないうちに記録する
18.人に理解してもらえるアイデアにする
19.複数のアイデアを出す習慣をつける
20.決断には直感力を利用する
相手の力をうまく利用してアイデアを成就させる
21.アイデアを披露する間合いをつかむ
22.批判はアイデアを育てる糧ととらえる
23.アイデア豊富な人の行動を観察して真似る
24.ナンバーワンではなくオンリーワンを目指す
25.ライバルは敵にせず味方につける
地球の中の自分を感じて必要とされる個性を磨く
26.相補的になって自分の立ち位置を見つける
27.情報収集にビジュアル・リーディングを活用する
28.多様な価値観に触れる
あとがき
★感想★
一言で表現させて頂きますと『脳科学哲学本』
脳について知らない方、興味のない方でも、読みやすいように書かれてあり、ちょっとした生き方に、困っていらっしゃる方の役に立つような知恵が、盛り沢山でございます。
読んでいて、あまりの素晴らしさに、ため息が出てしまいました(笑)
PART1は、様々な壁について説明つきで語られており、PART2は解決法なのですが、PART1のそれぞれの終わり部分には、解決法へのページのご案内がされていて、そのページへ飛んで読めるようになっております。
最も印象に残ったのは、勿論{脳のはなし}部分で、{脳のはなし➁迷ったら直感を信じよう}の部分でございます。
残念ながら、その文章を、こちらに載せることは不可能なのですが...
私の過去ブログ記事に、こちら→『抑えなさいと警告される夢』を、2015年に記録しておりましたが、それは『勘を働かせ過ぎているので抑えなさい』ということで、『働かせ過ぎる状態が私の体に悪いから』のようでございました。
それが何故なのかが、解るような図付きで、『直感のしくみ』について、説明されていたのです!
過去ブログから、読み続けて下さっている読者様は、ご存知ですが...
『私の脳は、ど真ん中が大きい』です。人間の脳の中でも原始的な部分であり、ホルモンの分泌と関係のある部分。普通の人間より『大きい=働き過ぎ』ております。そこら辺が、まさに『直感と関係のある部分』なのです!
あぁ~ぁ、言っちゃった(笑)まぁ~、でも、これくらいはいいかな?と思われます。
この『直感のしくみ』について、詳しく知りたい方は、この他にもオススメの方の本がございます。世界的な脳科学者である『アントニオ・R・ダマシオ氏』の本。ぜひ探して読んでみて下さい。
私も読まねばなりません!そして抑えなければいけません(汗)
★おわりに★
2015年01月03日に警告された夢が、2020年10月16日に、『その通り』だと判明いたしました。
5年も経過して...今更(笑)
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