★はじめに★
鬼が出てくる物語といえば、桃太郎伝説。
...なので...
鬼とも呼ばれた先祖=エミシ(縄文人~縄文系)について調べている私は、前々から『桃太郎伝説の真実』が気になっておりました。
...たまたまなのですが...
2020年12月25日、BSフジにて『藤井フミヤスペシャル 岡山で観た。本当の桃太郎伝説!』という番組が放送されていたので、観てみましたら、興味深い桃太郎伝説の真実を知ることができました。
★本当の桃太郎伝説★
どうやら時代や背景により、伝説が変化していったようでございます。
1.最初は『桃太郎と鬼の友好の伝説』だったそうです。
2.次に神道色が強まってから、『自分達とは違う者=鬼』となり『鬼退治の伝説』に変化したそうです。(もしかしたら神道という宗教心から差別が生まれてしまった...とも...言えるかもしれませんね)
3.その次に『桃太郎をヒーロー化させた伝説』に変化したそうです。
4.明治時代から、現代で知られているような『国民のヒーロー伝説』に変化したそうです。(徳川家が子供のために、桃太郎伝説を絵巻にした背景というのも、関係があるそうです)
...なんと...
エミシの朝廷側の先祖ともいえる『孝元天皇』の兄弟!桃太郎も、私の先祖ということになります。
※安倍一族は、『阿倍比羅夫を祖とする一族で、孝元天皇からなる家系+エミシの祖である安日彦の家系によりなる』とも言われております。
【製鉄技術】
吉備国は『農業と製鉄』で栄え、鉄は『武器ではなく、農具のためであり、平和国家』だったようでございます。
鉄は『6世紀後半』から取れたようで、大和(現在の奈良県)が鉄を要求していたそうです。
【鉄の神様=鬼の正体】
温羅(うら/おんら)でございます。
異国(朝鮮半島の百済)からの渡来人。製鉄技術をもたらし、鬼ノ城を拠点とし、一帯を支配していたようでございます。
奥様が『阿曽媛』...『曽』は『蘇』でもありますが...エミシ『阿蘇部族』その南下による移動が関係しているとされる九州の『阿蘇山』と共通している名前!
岡山県にも『阿曽』という地名がありますが、その地と関係しているようでございます。
【鬼ノ城について】
『白村江の戦い』が関係しているとのこと。
安倍一族の祖ともいわれる、安倍比羅夫が指揮官でございました。
鬼ノ城は、7世紀後半に建てられた『朝鮮型の城』であり、それには『百済人の指導』があったようでございます。
★おわりに★
「最初の...本当の桃太郎伝説は、どのような内容だったのだろう?」とリサーチしたところ、発見!
...多分...
『吉備津彦と温羅』(?)
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