★はじめに★
★考察★
【鬼神太夫】
- 船乗り
- 本名は『紀の太夫』他『波平行安』『紀新大夫』『鬼神大王波平行安』などがあります
- 青森県、石川県輪島市、埼玉県嵐山町、大分県国東市国見町に、似たような伝説があります
※埼玉県は日本列島のど真ん中ですが、他の地域は日本海側ですね
【青森県の鬼神太夫伝説】
昔々、鳴沢小屋敷(現在の青森県鰺ヶ沢町)に、腕の良い刀鍛冶が住んでいました。
跡取りがいなかったため、7日間の間に十腰(十振)の刀を鍛えられる技量を持つ者を娘の婿にし、跡を継がせようとしました。
そんなある日、鬼神太夫という、身なりの良い若者が訪れて来ました。鬼神太夫は「作業中には鍛冶場をのぞかないこと」を条件に、この難題に挑みました。
ところが何日たっても、鍛冶場からは何の音もせず、食事をとっている気配もありません。心配になった刀鍛冶は、こっそりと中をのぞきました。
...すると...
おそろしい龍が口から火を吐き、刀を鍛えている姿が見えました。
驚いた刀鍛冶は、「こんな化け物に、娘はやれねぇ」と、でき上がった一腰の刀を抜きとり、鳴沢川に投げ捨ててしまいました。
約束の日の朝、鬼神太夫は仕上げた刀を差し出しました。一腰、二腰と数えていくのですが、十腰ありません。鬼神太夫は落ち込み、そのまま東へ姿を消しました。
ちなみに、十腰内という地名は、この話が由来なのだそうです。
【蘇民将来】
なぜ、ここでスサノオに関する伝説、蘇民将来伝説を出したのかですが...
鬼神太夫について、それから鬼神太夫伝説を読んだ時、私の頭には『蘇民将来伝説』が浮かんできたのです。『埼玉県にもある伝説』という点でも、共通しています。
以前、スサノオについて記事にした時にも、こちらの動画をご紹介させて頂きました。
...その時にも、気付いてはいたのですが...
『北の国から南の国へ行く途中(他の蘇民将来伝説では『嫁をもらいに行く途中』という内容あり)』それからアイヌ語『コタン』、エミシに関係のある漢字ともいえる『蘇』が出てきますよね。
両家を漢字で表しますと、『巨旦将来(コタンショウライ)』と『蘇民将来(ソミンショウライ)』となるようです。
『兄弟のようですが、気質の違いが表現されています』よね。そのようなことから、もしかしたら、これは『アイヌとエミシを表現した伝説』でもあるのではないかと、私は感じたのです。
遺伝子的にも縄文人もしくは縄文系である出雲族。そのスサノオは海人族です。大陸から船に乗り、日本へ渡って来ました。
『出雲族と東北人は遺伝子的にも似ている』ことが判明しています。
【過去に見た明晰夢】
過去に見た夢で、私の先祖つまりエミシは、『北から南へ時計回りに移動した』と知らされました。
...おまけに...
他の地域にいた先住民とされる人達、『粛慎(オホーツク文化人)・隼人(熊襲)なども繋がっている』『私の先祖は、南へ移動するたびに、地位が下がっていった』と知らされました。
『王族またはルーツが王族と繋がる商人など→東北の豪族→学者や宗教関係者→学びを教える教育者や地主なので自営業者(父方は元は神職そして現在では建築会社を経営、母方は蚕で絹&煙草を作って売っていた)→祖父母の代で、父方と母方は福島県の常磐炭鉱労働者(父方祖父は、その前には豆腐屋さん、職人・商人気質を活かしていた。炭鉱事故後は寝たきりで油絵を描いていた)』こんな感じです。
今なら解りますが、その時すでに、私の夢では『海人族について知らされていた』のです。
【古代の航海】
『昔は、船で日本海側の海流に乗れば、遠い北まで行けるのですが...反対側、つまり太平洋側となりますと、茨城県あたりまでしか行けなかった』そうです。
そのため海人族の影響は、東日本では茨城県まであることが分かっているのですが、ここで海人族の身になって考えてみて下さい。
そこまで行けば『東北~北海道の太平洋側にも行きたくなります』よね。
そこで方法としては、『茨城県など、比較的、東北に近い地域から、陸路で馬に乗り、東北へ行く方法』と『日本海側で、東北や北海道まで行き、時計回りに太平洋を見ながら、船か馬に乗り南下して行く方法』が考えられます。
(しかし、もし大陸といってもロシア方面から、また、千島列島方面からでは少し違ってきますがね)
大陸の人間からすると、どちらが楽に行けるでしょうか?私は船乗りではないので、よく分かりませんが、多分『日本海側の方』だと思われます。
【韃靼人】
韃靼人から連想できる食べ物は何でしょうか?
はい。有名な『韃靼そば』ですね。
実は、蕎麦というのは、弥生時代ではなく『縄文時代』には、大陸から日本に渡ってきていました。その蕎麦のDNAからは、『中国雲南省~ヒマラヤあたり』から渡ってきたと判明しています。
縄文人は、遺伝子的には『日本固有』などと言われていることが多いので、大陸の中国とは無関係と思いがちですが、『縄文時代に大陸の中国から蕎麦が渡ってきていた事実がある』のです。
おかしいと思いませんか?おかしいですよね。
はい。ここで韃靼そばの生産地を、再確認しましょう。
『ロシア、モンゴル国、ネパール、中華人民共和国の内モンゴル自治区・雲南省・四川省などの1,500〜2,700m程度の標高がある亜高山帯で主に生産されている』
はい。雲南省ありましたね。
この場所には、『イ族』という少数民族がいます。その少数民族には、日本でも馴染み深い言葉である『阿蘇』という名字が多いそうです。
エミシにとって『阿蘇』という言葉には、『重要な意味』が込められていると考えられますので、このイ族と縄文人とエミシは繋がるような気がしてなりません。
この件について、ある古代史に詳しい方に質問したところ、やはり『繋がる可能性はある』とのことでした。
ふと、ここで偽書とされてしまっている『東日流外三郡誌』の内容を、思い出しました。
『この話を縄文時代の蕎麦にあてはめます』と、縄文時代に蕎麦が渡ってきていても、おかしくはありません。むしろ納得がいくのです。
・大陸から北方のアルタイ系の民族が、北海道や東北へ移動したのが、アソべ族。(←これがイ族?)
・その後、再び大陸から、ツボケ族が東北に渡来。
私のミトコンドリアハプログループはN9(アイヌの祖・中国起源渡来人)の、N9a(セノイ族・中国南部・台湾原住民)です。
遠い先祖に白人女性(ペルシャ人)がいるものの、アジア人としては北方系どころか南方系が強くて、東南アジア系に多く、日本の少数以外には、『セノイ族(サカイ族)』『中国南部・台湾原住民』に、存在しています。
セノイ族(サカイ族)は『奴隷』...エミシもアイヌも日本で『奴隷』...これは偶然でしょうか?
...ちなみに...
『イ族』『セノイ族(サカイ族)』の民族名には『イ族』という言葉が共通してありますね。エミシもアイヌも元は自分達を『カイ』と言っていました。気付きましたか?
そう、『カイ』に『族』を付けると『カイ族』となりますよね。そこにも『イ族』という言葉が現れるのです!そういえば、東夷も族を付ければ、イ族という言葉が現れますね。
カイについては、『甲斐国』や『甲斐犬』とも、繋がりがあるのではないかと、私は思っています。
イ族とエミシ、本当に繋がりがあるかどうかは、明らかにはされていないと思いますが、このように私は『面白い共通点を発見』しました。
歴史には疎いのですが、寝て見る夢では大昔のことも知ることが出来ますし、謎解きが得意な柔らかい脳だからこそ、気付けたのかもしれません(笑)
そこで、イ族のY染色体ハプログループを調べてみたところ、なんと『Y染色体ハプログループNO』
それから『Y染色体ハプログループN』
確か、東北弁を持ってきたとされるのが、『Y染色体ハプログループN』だという説ありますよ!
他C2、D1a1、O-M95、O2だそうです。ミトコンドリアハプログループは検索しましたが、不明。イ族とエミシ(しかしエミシの一部のみかも)、Y染色体ハプログループの男系で繋がりが見えましたね。
※もしも、このイ族とエミシについての、私の説を高く評価し、引用されたい専門家の方などがいればですが、その際は必ずご連絡下さい。
記事の公開日時など、『記録証拠があります』ので、無断引用されたとしても、いずれバレます(笑)私に許可を取った上で、正々堂々と、引用をして下さいませ。
【縄文と弥生の設定ミス】
近年『縄文時代にも稲作が行われていた事実が判明』しました。
それは『縄文と弥生の時代設定じたいが間違いであった』ということでもあります。
...そのため...
『縄文人=アイヌのような彫りの深い濃い顔』『弥生人(渡来人)=韓国人や現代日本人に多い頬骨のない薄い顔』『縄文人と弥生人は別々の人種』という、ある意味これまで洗脳されてしまっている、とても大雑把で単純なイメージは、無視した方がよさそうです。
なぜなら、時代設定が間違っていれば、『物も人間の遺伝子についても間違いとなる』からです。
そもそもですが、『縄文人じたいが混血』なため、『大陸から日本へ渡ってきている段階で、既に色々と混ざっている』と、考えられますよね。これは冷静に考えれば『当然のこと』なのです(笑)
その証拠ともいえるかもしれませんが、遺伝情報解析で縄文人女性を復元したところ、縄文人やアイヌのイメージからは少し離れているように見える、むしろ現代日本人にもいそうなオバサマでした。私の姑にも似ています(笑)
この方です。
縄文人は『瞳が茶色』という事実が判明し、話題にもなりましたよね。
エミシの末裔で遺伝的にも『アイヌの祖・中国起源渡来人のN9』な私も、瞳が黄色っぽい明るい茶色です。(しかし姉は、私とは正反対の特徴を持ち、現代アイヌに多い真っ黒な瞳)
過去に、ある現代アイヌの方から、「アイヌの祖は、真っ黒の瞳ではなく、金色の瞳だった」と、教えて頂いたことがあります。
金色といいますと、白人のようなヘーゼルを思い浮かべてしまうのですが、東北~北海道には私のように黄色っぽい明るい茶色で、光によっては金色にも見える時があるかもしれない、猫のような瞳の色があります。(芸能人ですと、橋本環奈さんの瞳の色に、似ています)
そのような瞳の色だったのだろうと考えられるのです。他には緑っぽい瞳、青っぽい瞳、老人には灰色っぽい瞳もいます。
現代アイヌの一部にも、同様の特徴を持つ人達がいらっしゃるそうです。
ここで、イ族の写真を確認してみますと、頬骨は出ているように見えますが、上記の縄文人女性同様に、別に眉毛など濃くありませんよね。縄文人やアイヌのイメージとも違っています。
眉毛と瞳の間が狭いように見えるのは、まさに縄文人や縄文系の強い特徴とされている部分かと思いますが、そこは縄文人女性とも似ています。
しかし、イ族についても、大昔のイ族と現代のイ族では、だいぶ外見的特徴も変わっている可能性が高いです。そのため現代のイ族にも、色々な身体的特徴を持つ人達がいるだろうと、考えられます。
『縄文時代なのに稲作がされていたと判明した時期。その時期こそが、縄文時代と弥生時代の境もしくは本当の弥生時代の始まり』で、その時代に生きていたのが元祖エミシ。
現在では、弥生時代の弥生人とされているのに、遺伝子的には縄文系統である、まだ不明そうな私のミトコンドリアハプログループN9a。
それこそが『アイヌと似ているけれど違う、エミシのミトコンドリアで、海人族のミトコンドリア』そして歴史的にも『真実を消されてしまった家系の正体』なのではないか...(海人族は女系継承です)
エミシとアイヌは似ているけれど、微妙に違っていて、文化じたいが大違い。エミシはアイヌよりも『縄文人もしくは縄文系の出雲族に近く、大陸のスキタイにも近い』のです。なので馬も乗りこなせ『強かった』のです。
もしかしたら日本という国は、『この微妙な違いを既に知っていながら、それを上手く利用してきた可能性も考えられます』ね(汗)
そして考古学者や民族学者などによるエミシ=アイヌ=昔からのイメージ通りの縄文人もしくは縄文系という思い込みもあり、その結果、情報操作ともなってしまい『更に、その真実が、消されていってしまった』ということも考えられます。
まぁ、それも間違いではなく、一部のエミシはアイヌになったとも、言えるでしょうけれどもね。
私は、海人族を知り、改めてですが、安東水軍を思い出しました。まさに『海で繋がります』ね(笑)
子供の頃、両親から「先祖のエミシは『鬼・海賊・山賊』などと言われてきた」と聞いていました。いかにも悪い人達ですよね。なので世間には堂々と言えないような『恥ずかしい先祖』だったのだと、その時は感じました。
だから母方祖父は死ぬ前まで、自分に安倍一族の血が流れているという事実を、身内にも隠していたのだと思いました。しかし、調べていくうちに、私は大違いだと気付いたのです。
そして、そのエミシの真実というのは、日本や日本人というのを、根本的な部分から覆す可能性があり、その真実が明らかになれば、大問題に繋がってしまうのではないかということも...
実際は『大陸の王家とも繋がるかもしれない、優れた才能と知能と技術を持つ、賢くて強い人達で、何だかの都合の悪い理由があり、勝者に消された人達だった』わけです。
天然石というのは、元々『大陸の王家しか持てない貴重な物』でした。そこから次第に、シャーマンや民も持てるようになり、ビジネス化。そうして『職人的・商人的』な人達も増えていきました。
まさにエミシは『天然石や金と大きく関わっています』よね。海人族というのは『そのような天然石や金を求めて、日本へ渡ってきた人達』の可能性が高いです。
だから鈴木家にしても、物部家や安倍家や蘇我家にしても、『実は、天皇家より由緒ある家系』などと、言われているのでしょう。
あらゆる方向からエミシを見ますと、いかにも原始的な暮らしをしていたイメージのある縄文人らしい縄文人とは大違いな、『もっと商人的で高度な文明の影響が強かった真実が見えてくる』のです。
★おわりに★
【安曇族について】
新たな情報を得ることが出来ました。
- 『安土(あど・あづち)、安堂(あんどん・あんど・あんどう)』という字を当てたそうです
- 志賀海神社がある福岡市東区が本拠、そして長野県南安曇群に移住したと考えられるそうです
※前々から、私のブログを読まれている読者様は、気付きましたよね?「あんどん・あんどう」
古代東北にあったとされる国は、『BANDOY=安東国』です。
実は中国や韓国には『安東』という地名がありまして、読み方は『あんどん』となります。
この『安東の謎』ずぅ~っと気になっていたのですが、これも海人族により解けたも同然ですね。
余談ですが、私にはアレルギーが沢山ありまして、カモガヤアレルギーでもあるため、米と小麦もNG食材となるのですが、幸いにも蕎麦のアレルギーだけはありません!
そのため主食は『蕎麦』にしています。たまに米や小麦も食べてしまいますがね(笑)
最もアイヌ顔な父方祖母(同じくミトコンドリアはN9で、N9a)も、よく『そばがき』を作っていました。
昔から美人と言われ、お肌も綺麗でした。そのため私の体にも合うのだろうと薄々は気付いており、前々から『そばがき』を真似て食べてはいました。
その蕎麦から、このような事実まで判明するとは、思いもしませんでしたよ(笑)
※父方祖母は無口だったので、私は「あまり日本語が話せないのか?」と、本気で思っていました。
父にも子供の頃から何度か、「ばぁ~ちゃんってアイヌ?外国人?お父さんはハーフ?」と聞いていたくらいです。父も「そうかもな」「アイヌではあるかもな」とは言っていました。
しかしN9aは、今のところ北の縄文人やアイヌには存在していないようです。(縄文と弥生の設定ミスがあったくらいなので、そこも間違っている可能性はありますがね)
先程、上記でお伝えした通り、遺伝子的にも外見的にもアイヌと同系統とはいえますが、セノイ族・中国南部・台湾原住民に存在しているのです。
...ということは...
ばぁ~ちゃん、アイヌではなく『外国人』が正解なのかもしれません(笑)
でも日本国籍なので日本人であり、他の多くの日本人と比べますと、当然『遺伝的には縄文系の強い少数派に含まれる』のですけれどもね。
知ってはいましたが、やはり、かなり複雑な遺伝子には違いなさそうです。
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