アイヌの『伝染病についての歌』を教えられた夢

★はじめに★

2022年03月08日に見た夢です。起きる直前に見たので、物凄く短かったけれど印象的でした。



★夢の内容★

アイヌ二ポポ人形が、リアルな人間として、夫婦2人で私の目の前に現れました。

「伝染病についての言い伝えで歌にしたものがある」

そう教えられました。



★夢の考察★

さっそくアイヌの伝承に、『伝染病についての歌』があるのかどうか、調べました。

...すると...

ありました!


『パコㇿカムイ』

(多分「ㇿ」は「ル」に近い発音かと思われます)


アイヌは、あらゆるモノに、カムイが宿ると考えます。

それは海や山や動物のみならず、人間が作った物、それから病気にもです。

パコㇿカムイは『疱瘡神・伝染病の神・年を支配する神』

このパコㇿカムイは『南の海から舟に乗って集団で渡ってくる』と言われていたそうです!


南の海...船...集団...海人族のこと?



次に、疱瘡神について、調べてみました。

735年(天平7年)、朝鮮半島の新羅から日本に、疱瘡が伝染し大流行したそうです。天然痘。

『天平の疫病大流行』藤原四兄弟も感染し病死。



★おわりに★

私は昔から無意識に、アイヌに親近感を持っていました。特に『明るい茶色の瞳のアイヌ』に...

そのため東日本大震災&原発事故後、2012年からアイヌ語で風を意味する『レラ』でブログ開始。

2014年にはLeraCastleという屋号を決め仕事開始、2016年には正式にLeraCastleとして独立開業。

そしてアイヌ二ポポ人形も手に入れ「じぃ~ちゃん、ばぁ~ちゃん」という設定にしています(笑)

...その後...

北海道縄文人女性の遺骨から顔が復元され、その時に、『黒い瞳ではなく茶色の瞳だった』と判明。

しかし、東北人である私やアイヌに共通する明るい茶色の瞳ではありません。日本人にもいる茶色。

そうして2020年、とうとう父と私の遺伝子検査をし、ハッキリさせる事にしました。

...その結果...

父と私のミトコンドリアは共に『アイヌの祖・中国起源渡来人』N9系統サブグループはN9aでした。

案の定、『アイヌの祖系統』だったのです。きっと私の遺伝子が、無意識に教えていたのでしょう。


多分、アイヌの第一波とされている『千島アイヌ』です。『本当のエミシの正体』と言えるかも...

この夢は何を言いたかったのでしょう。

もしかしたら私に『パコㇿカムイに祈りなさい』と言いたかったのかもしれませんね。


ここのところルーツも含め『だいぶ家系をはみ出て無神論傾向だった』と少し反省していました。

カムイ=神かぁ~(汗)まだ少し拒絶反応あり(笑)

私が夢で色々と知れたり、先見の明などで勘が鋭いのは、シャーマン的な遺伝子によるもの...

避けても避けられず、どうしようもないのですが、シャーマンねぇ~(汗)これもまだ少し拒絶(笑)


まぁ、少しだけ、それらしく祈ってみましょう。

あっ!我が家のアイヌ二ポポ人形に祈ればいいのかもしれません!よし、そうしてみます。