2019年の現在から、20年程前に見た、とても印象的な夢でございます。
★夢の内容★
中東の何処かの国。
私は、金髪まじりの小さな女の子になっており、宗教は『ユダヤ教』でございました。
ある日の夕方か、夜のこと。 母親と手を繋ぎ2人で歩いていました。手の感触も憶えています。 その行く先には、小さめの船が、沢山ございました。
母親「船に乗らなければいけないの」
と、言っておりました。
海か大きな湖か分からないけれど、ちょうど船が国と国との真ん中あたりにきた時、金色の光が空から降ってきました。
そして大きな波が発生し、多くの人達が溺れ、亡くなってしまいました。 多分その時に、母親は溺れ死にました。
私は運よく、生き残ることができまして、他の国に辿り着いたようです。
...しかし...
助かったのはよかったけれど、その国では残酷な戦争が起きていました。女性も子供も殺されてしまうような戦争です。
私は、灰色っぽい古いお城にある、塔の最上階に、隔離されていました。
一度だけ、母親を探しに行こうと脱出をしたら、赤色の混じる軍服を着た、兵士のような男性に捕まりました。
兵士「外に出れば殺されるぞ、ここにいろ」
と、言われたので、連れ戻されました。
その言葉で、この兵士は悪い人間ではなく、私を守ってくれていると感じました。
こっそりと、内緒で、保護されていたのかもしれません。
...場面が変わり...
緑の山と色とりどりの綺麗な花が咲く、平和な川辺の風景。
私は、そこに暮らすお爺さんに、『養女』として育てられました。
凄く物知りで、賢くて、ソクラテスやレオナルド・ダ・ヴィンチのような、白ヒゲが印象的なお爺さんです。
そのお爺さんは、突然、夢を見ている私自身に、金色の光が降ってきた出来事から戦争まで、色々と教えてきました。
金色の光が降ってきた出来事は、現地の言葉で名前が付いていて、英語ではGold何とかという意味...現地では『伝説になっている』そうです。
お爺さんは、私の国の反対側の国から、その瞬間を見ていたらしいです。年代は〇〇〇年...忘れました。〇〇〇〇年ではないのは、確かです。
歴史に無知な私にとって、長くて意味不明だったので、この程度しか記憶に残らず...しかも肝心な年を忘れてしまいました。
『2』という数字があったような...ただ、これは西暦ではないと聞きました。『現地の暦での年』らしいです。
そんな暦があるのかも知らないけれど...と調べてみたら...本当に、西暦以外にも色々とありました!
当時の私は歴史など全く興味がなく、むしろ嫌いでしたし...お爺さんほど知識もないのに、どうしてこんな夢を見たのか、本当に謎でした。
やけにリアルで恐ろしく、一生、忘れられない夢です。
★追記★
・米作家アイザック・アシモフ氏による『ノアの箱舟に関する説』が似ております。一応その説を、ここに残しておきます。
『大隕石が...六千年ほど前に...ペルシャ湾に落下したとしたら...どうだろう。
ペルシャ湾は殆ど陸に囲まれており、落下の衝撃は水を壁のように押し上げて、北西のチグリス・ユーフラテス流域に流れこむであろう。
それは超津波であり...流域の大部分を...洗い流してしまうだろう。洪水は住民にとっての「全世界」を押し流し、その行く所、数知れぬ人々を溺れさせたであろう』
黒海にも洪水伝説があるようです。 ペルシャ湾、黒海、カスピ海...あの辺の洪水伝説...歴史的背景も夢と近い気がします。
・ペルシャについて、この夢と照らし合わせ、調べてみたら、面白いことが解りました。
ペルシャには、エステルというユダヤ人(ユダヤ教)の王妃がおりました。
エステルという名前は、ペルシャ語で『星』を意味致します。エステルのヘブライ語名は『ハダサ』でございます。
エステルは、白い肌に『赤毛(赤毛なら金髪も混じる)』。しかも『養女』です。生存していた年代も『紀元前○○○年』と3つです。
『エステル記』には、ペルシャ王の后となった、ユダヤ人女性エステルの、知恵と活躍が描かれています。
こちら→『エステル(聖書)』
こちら→『エステル記』
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