幼い頃から、よく遊びに行っていた、福島県いわき市にある白水阿弥陀堂。
父方祖母が参拝している間、私は橋で鯉に餌をあげながら、待っていたものです。
まさか、その白水阿弥陀堂を、ルーツの記録として投稿することになるとは...
こちら→『国宝 白水阿弥陀堂』
白水阿弥陀堂は、1160年(永暦元年)に、徳姫(とくひめ)という女性が発願、建立されたと伝えられている御堂です。
その徳姫が、先祖と関係のある人物でした。
奥州藤原初代当主、藤原清衡(ふじわらきよひら)の娘で(養女?血統としては源家の娘説があり不明)、岩城氏の祖である岩城則道(いわきのりみち)の妻でした。
藤原清衡には、私と同じく、安倍一族の血が流れています。父親が藤原経清(ふじわらのつねきよ)で、母親が安倍頼時(あべのよりとき)の娘、有加一乃末陪(ありかいちのまえ)です。
つまり私の先祖の1人。
2011年03月11日に発生した東日本大震災と原発事故後、埼玉県へ移住する前に、どうしても白水阿弥陀堂へ行きたくて、主人に連れて行ってもらいました。
当時の状況のせいもありますが、誰もいなくて、だいぶ寂しい感じがしたものです。
そういえば、その時、鯉が一匹、鳥に食べられてしまいました(汗)
衝撃でしたが、自然界での弱肉強食。「私も人間界で強くならねば」と心に決めたのでありました。
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